マルコメは、無添加みその新たな生産拠点として、長野県長野市の本社敷地内に「無添加みそ工場」を竣工し、10月8日に開業した。新工場の生産能力は年間1万t。既存工場の年間1万8000tと合わせ、無添加みその生産能力を従来比1.5倍の2万8000tに高めた。総投資額は84億円。無添加みその需要拡大に対応する。

同社は10月8日、新工場の竣工式・開業式を開催した。青木時男社長は開業式で、無添加みそについて「今後のみその潮流をリードする存在となっていると言っても過言ではない」と強調。無添加みそ工場について「マルコメが誇る伝統の醸造技術と最新鋭の製造衛生管理システムを融合させた無添加みその生産拠点として世界最大かつ最新鋭の工場と自負している」と語った。
同社長はさらに「ここから生み出される画期的な商品をもって国内のみならず世界中の食卓へ安心・安全で心身ともに豊かになるおいしさを届けていきたい。この新工場こそが、当社のビジョンを体現し、次の時代へ邁進するための強固な推進力となることを確信している」と述べた。
無添加みそ工場の所在地は長野市安茂里883。建築面積2687.64㎡、延床面積8201.47㎡で、無添加みそを生産する。80tの熟成タンク6本と20tの熟成タンク18本を設置し、年間1万tの生産能力を確保した。
新工場にはみそづくりや発酵について楽しみながら学べる工場見学施設を併設した。見学コースでは新工場と既存工場を巡りながら製麹、蒸煮、熟成、蔵出しから充填、梱包、検査までの一連の工程を見学できる。また、みそづくりを五感で楽しめる体験型の展示を充実させた。みその製造工程だけでなく、その味わいや発酵の奥深さを体感できる施設を目指した。
開業式では、俳優の斎藤工さんをスペシャルゲストとして招いてテープカットを実施。その後、斎藤さんと地元の長野市立山王小学校の5年生約30人がみそ教室と工場見学を行った。
