「タケヤみそ」醸造元の竹屋は9月19、20日の両日、長野県諏訪市の諏訪工場併設「タケヤ味噌会館」をメーン会場に、タケヤみそ秋の感謝祭「みそプラザ2026」を開催した。来場者数は2日間合計で前年比8%増の推定2900人。売上は過去最高を更新するなど大盛況のうちに閉幕した。
「みそプラザ」は、1989年に「タケヤみその夏まつり」として始まり、コロナ禍による中断をはさみ、2022年から「タケヤみそ秋の感謝祭」として復活した恒例のイベント。「豚汁無料サービス」や「みそ詰め放題コーナー」、「みそ蔵見学会」、会期中のみの限定品の販売などが好評を博している。
今回はシルバーウイークの初日と2日目に開かれた。天候が心配されたが会期中は降雨もなく、地元以外の観光客を含め多くの来場者にイベントを楽しんでもらった。
「みそ詰め放題コーナー」では、白(伝統の諏訪味噌)、赤(特製田舎みそ)、合わせの3品が用意され、開場から終了まで途切れることなく人が詰めかけ、なかには4㎏以上積み上げる人もいた。毎回定員に達する人気ぶりを見せた「みそ蔵見学会」では、90年の歴史あるみそ蔵に並ぶ木桶に触れてもらった。
豚汁に加え、焼きおにぎりも人気だが、焼きおにぎりはサイズアップして提供され好評を博した。タケヤ味噌会館でしか食べられない「ごまみそソフトクリーム」は、ミニサイズが特価で提供され、例年以上の注文があった。
会期中のみ販売の特製商品販売コーナーも例年以上の賑わいだった。新規開発商品として信州産えのき、舞茸、しめじなどを使ったおかずみそ「きのこみそ」を販売。試食も好評で、早い段階で完売した。
同社は「年に一回の感謝祭だが、地元の皆さんに楽しみにしていただいている。本当にありがたいと思っている」(藤森伝太社長)と指摘。観光客の来場が増えていることについて、「諏訪がみその産地であることをアピールしていきたい」(同)とする。同イベントは27年も9月に開催される予定だ。
