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ハウス食品グループ 山椒の「産地形成プロジェクト」 「旬摘み 高千穂郷山椒」テスト販売

 ハウス食品グループ(ハウス食品グループ本社、ヴォークス・トレーディング)が宮崎県高千穂郷・熊本県奥阿蘇で推進している山椒の「産地形成プロジェクト」の活動が活発化している。2027年の山椒製品本格販売を目指すなか、9月中旬からハウス食品公式通販サイト「ミライハウス」で、同プロジェクトで収穫された山椒の実とミルをセットにした「旬摘み 高千穂郷山椒」を発売。数量限定でテスト販売を始めた。山椒に関する交流イベントも開催する。

 ハウス食品グループは25年4月から杉本商店、南九州大学、生産者と共同で山椒の生産者拡大と産地ブランド化を目指す山椒の「産地形成プロジェクト」を本格始動した。26年には協力生産者数が80程度となり、前年と比較して約7倍量の山椒を収穫。27年の山椒製品本格販売を目指し、山椒のポテンシャルと製品展開の可能性を幅広く探索している。

 山椒の「産地形成プロジェクト」では、同プロジェクトや日本原産のスパイスである山椒の魅力をより多くの人に知ってもらうため、9月中旬から「旬摘み 高千穂郷山椒」のテスト販売(山椒14g、ミル、税別希望小売価格3222円)を始めた。

 高千穂郷の中の宮崎県高千穂町で収穫された山椒を使用。6~8月にかけて収穫される山椒の中でも、6月に収穫した鮮やかな緑色の実のみを選び、乾燥後も山椒の色味をしっかりと残した製品を用意した。山椒の実を細かく挽くことができるミルをセットにした専用化粧箱で販売。ミルで挽くたびに感じる山椒の爽やかな香りや独特のしびれを楽しんでもらう狙いだ。

 今回、うなぎと一緒に使うイメージの強い山椒をより幅広いメニューで楽しんでもらうため、和食料理人の野﨑洋光氏に「旬摘み 高千穂郷山椒」を使用したレシピを考案してもらった。高千穂郷産の原木しいたけを活用した料理や牛丼など、山椒の新しい楽しみ方を提案するレシピを紹介。山椒の使い方や調理のポイントを解説した動画も掲載し、家庭でも気軽に山椒を使った料理にチャレンジしてもらう考えだ。

 「旬摘み 高千穂郷山椒」の購入者を対象としたオンラインファンコミュニティイベントも開催。スパイスマスターによる山椒をもっと好きになるような知識の紹介、野﨑洋光氏おすすめの食べ方の紹介などを通じ、山椒についてより深く知ることができる機会を提供する。また、ハウス食品グループコミュニティサイト「カモンハウス」では山椒をテーマにしたコメントが投稿できる「トークのお部屋」を公開。スパイスセットが当たるキャンペーンを9月中旬から10月中旬にかけて実施した。

 10月1日には宮崎県と熊本県の地元スイーツショップから同プロジェクトで収穫した山椒を活用したスイーツも数量限定で発売された。宮崎県のバターサンド専門店「菓te-ri(カテーリ)」から「山椒バターサンド」、熊本県のアイスクリームショップ「BLANCO ICECREAM」から「山椒&オリーブクリームチーズ」が登場した。「山椒×スイーツ」という新しい切り口で多くの人に山椒の魅力を届けつつ、産地のブランド化をさらに推進する狙いだ。

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