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お米からバイオ燃料製造 中部電力・楪園芸と連携で アグロルーデンス

 アグロルーデンス(東京都千代田区・佐賀清崇社長)はこのほど、中部電力と農業生産法人・楪園芸(ゆずりはえんげい)と連携し、農林水産省「コメ新市場開拓促進事業」を活用したバイオ燃料製造に向けた実証に着手した。

 アグロルーデンスは麹菌で米タンパク質を発酵させ、米由来マイコプロテイン(代替肉)を製造する独自技術を有する。製造の過程で得られる糖液(ライスシロップ)は甘味料のほか、醸造酒、バイオ燃料など様々な用途が期待される。

 今回の提携では、楪園芸が福島県大熊町の保全管理農地で節水型乾田直播水稲栽培により米を栽培。収穫されたお米をアグロルーデンス那須工場(栃木県大田原市)で、バイオ燃料の原料となる糖液に加工する。糖液を絞った後の米タンパク質は、マイコプロテインとしても有効活用する。

 中部電力は新規事業として低環境負荷米の栽培を推進。同社との協業の一環として、新規需要米の栽培により持続可能な農業を目指す楪園芸との連携が実現した。

 アグロルーデンスの跡部季子取締役は「東日本大震災からの復興を図る上で、保全管理農地活用は重要なテーマ。主食用ではなくバイオ燃料原料といった新しいお米の使い方の中で、弊社の技術が役立つと確信している」と抱負を語った。

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