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中元商戦、大阪エリアでスタート 先陣は近鉄百貨店 自家需要向けを強化

 近鉄百貨店は5月27日、中元商戦を開始した。ネットショップ、店頭ともに在阪百貨店では最速となる。大阪のあべのハルカス近鉄本店では、開店前に社員が法被を着て売場に勢揃い。「中元商戦がんばろう!」と気合いを入れた。同店では8月2日までの68日間、約1450点を販売して前年維持を目指す。

 従来の儀礼ギフトが減少傾向にある一方で、家族や親しい友人への感謝を伝えるカジュアルなギフトや自家需要が高まっている。伊藤篤商品政策統括部商品政策部課長は、品揃えのポイントについて、万博後の日本文化への関心に応える「ハルカス・ニッポン博覧会」特集、物価高に対応する自家需要カタログの充実、そして新企画「ごちそうグルメ」の3点を挙げた。

 「ハルカス・ニッポン博覧会」では、今春から始まった同名のプロジェクトと連動。沖縄、鹿児島、島根、山形のグルメを展開し、その土地ならではの食文化を発信する。

 人気が高まる自家需要には、大容量商品や3000円台グルメなど買い得感と満足感が高い商品を充実。「ごちそうグルメ」企画では、従来の産地直送品では難しいお盆時期の配送を可能にし、人が集まる機会に最適なグルメを網羅。第3の柱として需要喚起する方針。「ギフトが多様化し物価高が続く今こそ、百貨店の腕の見せどころ。全国の食文化の発信やお客様の暮らしに寄り添う提案を行い、総力挙げて取り組む」(同)。

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