加工食品調味料・カレー類中部の調味料メーカー 「ニンニク」「ゴマ」の新商品に注目 スタミナアップと食欲増進で猛暑対策
カナエ モノマテリアルパッケージ

中部の調味料メーカー 「ニンニク」「ゴマ」の新商品に注目 スタミナアップと食欲増進で猛暑対策

 夏の高温化・長期化が進む中で、中部エリアの調味料メーカーでは、疲労回復やスタミナアップが期待でき、食欲をそそる香りとインパクトのある味わいで人気の「ニンニク」、栄養豊富な「ゴマ」を使った新商品を発売し、対策を呼び掛けている。

 名古屋のコーミの今春夏の新商品「ごまにんにくとんかつソース」は、白ごまの香ばしさとにんにくの風味がクセになる味付けに。冷凍食品や惣菜などで揚げ物が手軽に手に入る中で、食欲を増進するソースを提案する。

 今回は地元メーカーの浜乙女とのコラボ商品。パッケージにも浜乙女のキャラクター「でえたらぼっち」がデザインされている。

 さらに同社では今春夏、「和風回鍋肉の素」も新発売した。競争の激しい中華の合わせ調味料市場への挑戦として、毎日でも食べ飽きない「和風」に仕上がる調味料を開発した。

 岡崎市のまるや八丁味噌の「八丁味噌」を使用することで、豆板醤や甜麺醤とは違う和風の回鍋肉ができる。さらにむろぶし・昆布のだしでうま味をアップした。パッケージは葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏を採用した。

 静岡県のマヨネーズ・ドレッシングメーカーのエスエスケイフーズでは、にんにくの風味をしっかりと効かせた「SSK 休日のガツンとにんにくタレッシング」を新発売した。

 最初にガツンとニンニクの風味を効かせるおろしニンニク、調理感のある風味で中味を補強するガーリックパウダー、にんにくの食感が楽しめるきざみニンニクの3種類を使用。サラダのほか、餃子や唐揚げ、焼肉のたれとしても活用でき、ドレッシング、たれの両方の使い方ができる。

 三重県のゴマ製品を展開する九鬼産業では、腸内環境を改善する「腸活」に着目した機能性表示食品の新商品「九鬼 腸活黒ごまラテ」を発売した。

 独自製法で微粉砕化した黒ごまパウダー、国産きなこ、国産素焚糖を使用した人気商品の「黒ごまラテ」に、機能性関与成分イヌリンを配合。食物繊維のイヌリンは、善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善する機能や、肌の保湿力(バリア機能)を高め、肌の弾力を維持することで、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されている。

 牛乳や豆乳、ヨーグルトなどに混ぜるだけで毎日手軽に腸活ができる。またノンカフェインで時間を気にせず楽しめる。近年は夏の長期化に加え、平均気温の上昇が続いており、一部では40℃を超える気温も記録されている。飲料やタブレットなどでの熱中症対策のほか、日ごろの食生活から栄養補給が必要になる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。