逆光線(コラム)微細藻類は人類を救えるか?
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微細藻類は人類を救えるか?

 ホエイたんぱく相場が2年で3倍以上まで高騰している。ここに至るまで、多くのブランドが度重なる値上げを実施してきた。一方、ブランドオーナーは必要量の原料を安定確保できていない。たんぱく質危機の到来前に、すでに需給バランスは崩れている。

▼プロテインメーカーのアルプロンは、ホンダが開発した藻類「Honda DREAMO」を使った新機軸のエナジードリンクを上市する。「Honda DREAMO」はバイオ燃料から化粧品まで幅広い分野に利用できるが、食品への採用は初めて。ビタミン・ミネラルを含み、たんぱく質含量は最大69%以上。ホンダはオープンイノベーションでライセンス供与のビジネスを進める。

▼微細藻類は、あらゆる用途で環境負荷を低減する可能性が魅力。アルプロンでは「原料はホエイや大豆由来より高価。現時点においては投資と考えている。たんぱく質危機前にコストは逆転するはず」と技術開発に期待を寄せる。

▼微細藻類の資源実用化には夢があるが、これまで現実の壁に阻まれてきた。「持続可能な食」を実現するためにも普及に期待したい。

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