加工食品缶詰・瓶詰・レトルト食品ハチ食品 新しい価値届ける...

ハチ食品 新しい価値届ける商品に力 ブランドストーリーや納得感を重視

 ハチ食品は、今後の方針として、生活者の価値観が多様化するなか、ブランドストーリー重視や満足・納得重視の価値観に対応し、情緒的価値を提供できる商品の展開に力を注ぐ。高橋慎一社長が2月18日に都内で開いた2026年春夏向け新商品発表会で明らかにした。

 商品戦略について、高橋社長は、価格(コスパ)と価値(バリュー)を両輪としながら「今回の新商品もそうだが、お客様に新しい価値をお届けする新商品を増やしている」と語った。

 現在のラインアップについて、機能的価値を提供する商品、特に実用・価格重視、コスパ重視の価値観へ対応する商品が多いとしたうえで、ブランドストーリー重視や満足・納得重視の価値観へ対応する商品を増やす考えを示した。

 その一例として、宮城県で6店舗を展開する人気洋食店「レストランHACHI」とのコラボレーションで同店監修による「レストランHACHIのナポリタンソース」を3月2日に発売することを紹介した。

 同社長は新商品発表会で同社の近況も報告した。2025年度(26年3月期)売上高は24年度の183億円を上回る195億円で着地する見込み。レトルト品群は前年比横ばいの91億円を見込む。カレーが前年を下回るが、パスタソースが前年を上回る見込みだ。

 パスタソースでは年間3000万食規模に成長した「たっぷりパスタソース」シリーズが引き続き順調に推移する。「購買個数No.1」ブランドの地位を獲得しており、商品パッケージに「購買個数No.1」マークを印刷。2月からナンバーワンプロモーションを開始した。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。