昭和産業は、100%子会社でこめ油等を製造販売するボーソー油脂の生産体制を増強する。約53億円を投じて、ボーソー油脂の主力拠点である船橋工場のこめ油精製設備および充填倉庫を新設する。完成予定は2030年3月。
昭和産業グループは、26年度からスタートした新長期ビジョン「SHOWA VISION2035」および「中期経営計画26―29」において、基盤事業における高付加価値商品の拡販を重点戦略の一つに掲げている。
製油事業においては、こめ油を将来における収益の柱の一つに位置付け、需要拡大が続くこめ油の生産体制を強化する。ボーソー油脂は2020年の昭和産業グループ入り後、黒字転換を果たし、製油事業の収益化に大きく貢献する成長を遂げてきた。
今期からスタートした「中計26―29」では、高付加価値商品であるこめ油のさらなる事業拡大を進めるとともに、こめ油やコーン油などグループの強みを生かした最適な油種ポートフォリオを構築、製油事業の安定収益獲得につなげる。
今回の設備投資では、主力拠点である船橋工場のこめ油精製設備を更新、処理能力の増強と品質向上を実現、省エネルギー化によるコスト削減につなげる。
また、新設する充填倉庫は、オフィスエリアや将来的な設備増強用地を兼ね備え、工場内のレイアウト変更による品質と労働の安全確保にも寄与する。


