4.4 C
Tokyo
5.9 C
Osaka
2025 / 12 / 05 金曜日
ログイン
English
流通・飲食加藤産業 「プレミアム」に餡シリーズ ジャムは高級柑橘 秋冬の新製品
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

加藤産業 「プレミアム」に餡シリーズ ジャムは高級柑橘 秋冬の新製品

加藤産業は秋冬の新製品46品(うちリニューアル13品)を発売する。このうち、高品質ブランドの『カンピー ザ・プレミアム』には「手造りジャム」2品と、新シリーズ「和みの餡」2品を投入。

「手造りジャム」は愛媛県産の高級果実、せとかみかんと媛まどんなを使ったマーマレード2種類。内容量320gで希望小売価格900円(税抜・以下同)。「和みの餡」は十勝産の小豆、きたろまんと長崎県産の藻塩、砂糖を原料につぶあん(52度)、こしあん(48度)を揃える。300gで430円。

太田茂治ブランド事業部長は「『手造りジャム』2品は、贈答用に使われる高価な原料を使用した限定品。『和みの餡』は糖度を抑え、小豆本来の味が感じられるように仕上げた。プレミアムな点をしっかり訴求し、積極的に売りたい」と意気込む。

「和みの餡 つぶあん」
「和みの餡 つぶあん」

海苔は「有明海産卓上味のり」(10切・60枚、750円)、「国産卓上味のり」(10切・80枚、750円)、「瀬戸内海産厳選味のり」(10切・60枚、810円)の卓上味付のりを発売。有明海の生産量が減少し原料が高騰する中、内容量や産地を見直し、手に取りやすい価格を維持できるようにした。

乾物ではこのほか、栽培過程で生じる不揃いな椎茸を集めた「国産まるごと椎茸」(40g、650円)、鰹やあごなど3種類の削り節に海苔やとろろを加えた「漁師のかき込みめしの素」(20g、380円)を発売する。

輸入品はフライパンでゆでられる3分の2サイズのスパゲティ(400g、235円)、700g入った結束タイプの大容量(400円)を「プロッシモ」ブランドに投入。オリーブオイルは細口ノズルで使いやすく、軽量なソフトボトル入りの「ベルトーリ」(420g、1800円)を発売する。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点