加工食品油脂油脂コスト環境悪化 J-オイルミルズ 9月から再値上げ

油脂コスト環境悪化 J-オイルミルズ 9月から再値上げ

食用油のコスト環境が悪化している。

大豆はトランプ関税の影響が懸念されたが、米国がバイオ燃料の混合率引き上げを発表したことで、相場が上昇。大豆は1ブッシェル10㌦台を再びうかがう展開となっており、世界的なオイル高で大豆油は年初来の高値を更新した。菜種も連れ高となっているうえ、油分低下が製油メーカーの採算を圧迫している。

こうした中でJ-オイルミルズは7月15日、9月1日納品分からの油脂値上げを発表した。4月の価格改定に続き今期2度目の改定で、4月末の販売価格に対して、業務用・加工用油脂は10~18%。家庭用油脂は11~23%の引上げを実施する。

物価高が続くなか、小売店・外食では価格志向の動きも強まっているが、世界的なオイル高とコスト環境への理解を求め、油脂価格の引上げを急ぐ方針だ。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。