7.8 C
Tokyo
5.1 C
Osaka
2025 / 12 / 06 土曜日
ログイン
English
加工食品菓子江崎グリコ お米のキャラメル開発 万博会場で5月末から配布

江崎グリコ お米のキャラメル開発 万博会場で5月末から配布

江崎グリコは、大阪・関西万博で協賛するシグネチャーパビリオン「EARTH MART」のテーマ等に関連して、コメ由来の素材と砂糖のみで作った「お米のキャラメル」を開発し、同パビリオン来場者に5月末から基本的に最終日まで無料配布する。現在のところ会場内の配布のみで一般販売する予定はない。

同パビリオンは「食を通じていのちを考える」をテーマにしている。ミライに残したい食品として乾物など25品が選定されており、その一つが米粉。日本の主食コメ(米粉)を使用し、同社が創業以来培ってきたキャラメルの製造技術を生かして同品を開発した。

「お米のキャラメル」の原材料は、コメ由来の米飴、米粉、米たんぱく、米油と砂糖のみ。厳選した素材でコメ由来の風味を引き出している。

同社の創業者江崎利一氏は、カキの煮汁に含まれるグリコーゲンに着目し、子どもの健康増進に寄与したいとの思いからグリコーゲンを簡単に摂取できるキャラメルに入れ、栄養菓子「グリコ」を1922年に発売している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。