節分を前にイオンリテール東海カンパニーは1月23日、イオンモールナゴヤドーム前店で恵方巻の「お披露目会」を開催した。この日は愛知・岐阜・静岡の各店舗で使用する焼のり約27万枚を名古屋市の亀岳林万松寺による祈祷が行われた。
節分で豆まきをする家庭が減少する一方、恵方巻需要は年々増加。今年は節分が2月2日の日曜日となることから、週末で家族や友人が集まることも想定され、大人数でシェアして楽しめる恵方巻を中心に様々な商品を用意した。
3段重に88巻を詰め合わせた「みんなで楽しむ巻き寿司三段重(宴)」はサーモンロール寿司やえびロール寿司、ヒレカツ中巻などシェアすることでお得に楽しめる。
毎年好評の銀座の名店鮨よしたけ監修の「極太巻」では、煮穴子、数の子、カステラ風玉子などていねいに仕込んだ具材を巻いた。1本のほか、分け合うにもちょうどよい1/3切サイズも用意し、多様化する需要に対応した。
北陸応援支援では北陸の食材を使った商品「能登牛のすき焼き風贅沢太巻」「福井県産香箱がにを楽しむ贅沢太巻」「いしかわのサワラの昆布太巻」などを揃えた。
岡晋司食品部長は「今回は、家族が集える恵方巻、名店監修のブランド、北陸応援の3つをキーワードに商品を揃えた。北陸応援の予約限定商品では一部完売の商品もあった。祈祷した焼のりの使用も訴求の一つになっている」と話した。
また、三重・和歌山県17店舗で販売する恵方巻に使用する焼のり約7万枚は1月23日、三重県の猪名部神社に焼のりを持参し、祈祷を行った。