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逆光線(コラム)漬物と塩分表示

漬物と塩分表示

漬物業界では容器包装に記載する栄養成分表示について見直しの機運が高まっている。あるたくあんメーカーの社長は「なぜ漬物はいつまでも100g当たりで表示しているのか」と疑問を呈す。その社長は他カテゴリーの例として一口タイプのアイスを挙げた。

▼そのアイスは栄養成分を1粒(10g)当たりで表示し、各成分の値は低く見える。たくあんは一切れなら塩分は0.1g程度と低い。たくあんユーザーは一度に100gを食べ切るわけではない。「より分かりやすい表示に改めるべきだ」と提言する。

▼ある酢漬メーカーの社長は1粒当たりで表示している飴や、麺とスープを分けた食塩相当量も表示しているカップ麺の例を挙げた上で、「酢漬や刻み漬は10g当たりの表示でよいのでは」と提案。10g当たりの食塩相当量は、生姜酢漬が0.3g、胡瓜刻み漬が0.4g程度だ。

▼業界団体は今後栄養成分表示について指標を示す見通しであり、漬物の栄養成分表示は大きく変わりそうだ。業界は長年塩分に対する誤解に悩まされ続けてきたが、これを契機に払拭される可能性が出てきた。

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