加工食品菓子ガムは一定のリズムで噛み続けられる唯一の食品 ロッテが初の野球教室 里崎智也さん招きスポーツに関する“噛む”効果を啓発
カナエ モノマテリアルパッケージ

ガムは一定のリズムで噛み続けられる唯一の食品 ロッテが初の野球教室 里崎智也さん招きスポーツに関する“噛む”効果を啓発

 ロッテは5月19日、(株)LOCOKとの協業で「LOCOKウェルネスガーデン品川御殿山」(東京都品川区)で、小学生1~4年生20人を対象にした初の野球教室&トークショーを開催し、スポーツにおけるガムを噛むことの効果を啓発した。

 2018年11月に設立した「噛むこと研究部」の取り組みの一環。

 噛むこと研究部では、噛むことが、脳や心、身体にどのような影響を与えているかを明らかにすることを目的に活動し研究成果をリリースなどで発信している。

 野球教室に先立ち、ロッテの似内(にたない)裕一コーポレートコミュニケーション部部長は「ガムというのは一定のリズムで噛み続けられる唯一の食品」と噛むトレーニングにガムが好適であることに触れた上で、噛むこと研究部が監修したガムを使った口周りのトレーニングを紹介した。

ガムを使った口周りのトレーニングなどを紹介するロッテの似内(にたない)裕一コーポレートコミュニケーション部部長
ガムを使った口周りのトレーニングなどを紹介するロッテの似内(にたない)裕一コーポレートコミュニケーション部部長

 これは実際にアスリートが実践しているもので、以下の3つがポイントとなる。

 ――背筋を伸ばし足をしっかり地面につける。(背筋を伸ばすことで、脳への刺激が高まり、唾液がしっかり出ることに加え、足を地面につけることでしっかり噛みしめられるため、咀嚼効率が向上する)

 ――口を閉じたまま左右均等に噛む。(口をしっかり閉じて噛むことで、口を閉じる筋肉の運動になる。また、左右均等に噛むことによって舌を左右に動かすため、舌の筋肉の運動にもつながる)

 ――自分のペースでリズムよく噛む。(リズムよく噛むことで、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが増加する。日常的に行うことで、自律神経バランスを整え、精神の安定につながる)

野球教室は小学生1~4年生20人を対象にした実施した。中央奥は東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室客員教授の武田友孝氏
野球教室は小学生1~4年生20人を対象にした実施した。中央奥は東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室客員教授の武田友孝氏

 野球教室では、元・千葉ロッテマリーンズで野球解説者の里崎智也さんが講師役を務め、“投げる・打つ”を親身に指導。
 投げるでは、両腕を上げて、投げない腕の手先のほうへ投げると真っすぐ投げられることを伝え、バッティングでは下半身を強くすべく両足の親指に力を入れることを伝えた。

 野球におけるガムの効果について、東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室客員教授の武田友孝氏は「緊張をほぐしリラックスでき、集中力が高まる」と説明。

 日常生活においては、柔らかい食材が増え噛む回数が減っている傾向にあるとし、子どもに与える食事には固めの食材を意識して取り入れることを推奨した。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。