「朝のたべるスープ」で若者の朝食摂取を推進 フジッコ×兵庫県

フジッコと兵庫県は朝食の摂取率向上を図るため、「朝のたべるスープ」シリーズを使ったレシピコンテストを実施した。

神戸松蔭女子学院大学・食物栄養学科の学生が参加し、同学科の常澤明日香さんが考案した「冷凍おにぎりdeトマトリゾット」がフジッコ賞に選ばれた。常澤さんは「冷凍ご飯だと前の日から準備できるので、朝が弱い人でも簡単にできる。主食のご飯と合わせることで、栄養もたくさん摂れる」と説明した。

今回の取り組みは兵庫県が進める「HYOGOアサ@プロジェクト」のパートナー企業であるフジッコが、「同世代の朝食摂取率向上」を目的に授業を行う同大学に賛同し開いたもの。

協力した兵庫県は「このプロジェクトは食品企業とのつながりが非常に重要。若い人の朝食欠食率は高く、こうした活動を通し生活習慣病のリスク低減につなげたい」(SDGs推進課・佐城永修課長)としている。

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フジッコ・コア事業本部おかず事業部の徳永憲彦部長に話を聞いた。

「朝のたべるスープ」の認知度はまだ低く、若い人たちにもっと食べてもらいたいと考えていた。今回は、まさにそのターゲットでもある皆さんに考えてもらったメニューであり、広くPRしていきたい。実際にこのレシピを試すと、朝食の満足度が大きく増した。兵庫県の朝食プロジェクトには流通企業も参画しており、一緒になってウィンウィンの取り組みとしたい。