その他企業活動味の素 春季労使交渉で満額回答 2年連続6%相当の賃上げ
カナエ モノマテリアルパッケージ

味の素 春季労使交渉で満額回答 2年連続6%相当の賃上げ

味の素は、3月7日に開いた春季労使交渉で、味の素労働組合要求金額であるベースアップ1万4千円に対し一発満額で回答し、妥結した。これにより定期昇給および制度改定を含め、2年連続で1人当たり6%相当、平均2・1万円以上となる賃上げを行う。同社では「高い目標へ挑戦する原動力において、最も大切な人財資産への投資強化によりエンゲージメントを高めていくことが企業価値の向上において不可欠。この取り組みの一環として、昨年度と同水準の6%相当の賃上げを決定した」としている。新卒入社時の初任給も引き上げ、正規雇用者のみならず非正規雇用者も物価上昇分をベースにした賃上げを実施する方針を決定した。

今年の賃上げについて同社では「デフレ経済下の悪循環から脱却するには、企業における徹底した事業の効率化などの自助努力で吸収しきれないコストを価格に反映させる適切な値上げや、商品の価値に見合った価格設定(バリュープライシング)と、物価上昇などの社会環境や企業業績、労使関係などをふまえた適正な賃上げによって経済の好循環を醸成していくことがカギである。また、そうした好循環が、『失われた30年』という日本経済低迷トンネルからの脱却につながる好機と捉えている」とコメントしている。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。