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茶包装メーカー・吉村 女性管理職3割に 「目的ではなく結果」橋本会長

 7月1日に東京都で「東京都雇用・就業分野における女性の活躍を推進する条例」が施行された。施行前日の6月30日、都庁で開かれたキックオフイベントに茶包装メーカー大手・吉村(品川区)の橋本久美子会長ら都内の経営者5人が出席。自社の取り組みを紹介し、小池百合子都知事が耳を傾けた。

 橋本会長が社長に就任したのは2005年。出産退職が当たり前とされた時代に、出産する社員が退職せずに済む制度を整え、働きやすく、かつ働き続けられる制度づくりを進めた。

 13年には育児休業からフルタイム復帰を望む社員が現れて意識変革を求められる。18年からは管理職に焦点を当てて経営してきた。

 拠点をまたいだ部署を新設して女性社員を管理職に指名したり、経営会議に若手社員らも参加できるようにして意思決定にかかわる機会を増やしたりしてきた。その結果、管理職になることへの抵抗感が女性社員たちの間で薄れてきたという。管理職の女性の割合は05年6%、17年19%、25年30%へと上昇。

 茶袋の製造にとどまらず、茶器や茶菓子へと事業領域を広げる契機を作ったのも女性社員だった。橋本会長は「女性活躍は目的ではなく結果。会社の伸びしろが女性にかかわるものだった」と語る。

 イベント後、茶業界でさらに女性が活躍するポテンシャルがあるかを問うと、橋本会長は「大いにある」と断言した。

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