子供から大人までマーケティング学習 アイスの販売をカードゲームで体験 インテージ

ゲームでは5種類のアイスを配置していく(「情報戦を制するのはキミだ」インテージ)
ゲームでは5種類のアイスを配置していく(「情報戦を制するのはキミだ」インテージ)

インテージは、子供から大人までマーケティングリサーチの手法を楽しみながら学べるカードゲームを開発した。

マーケティングリサーチカードゲーム「情報戦を制するのはキミだ」は、プレイヤーがアイスクリームのマーケッターとしてデータ収集・分析をし、5つの国に5種類のアイスクリームを適切な数で配置することを目指す。各国の需要に合わせ、最も適切にアイスクリームを配置できたプレイヤーが勝者となる。

このゲームでは、どのような仮説を立てるか、それに合わせてどのようなデータを収集・分析できるかがポイントとなる。データを収集できるカードは「意識データ(顧客意識)」「行動データ(顧客行動)」「市場データ(地域特性)」の3種類あり、仮設に基づいたデータの取捨選択が必要になる。マーケティングリサーチの基本の流れを、プレイヤーはゲームを通して体感することができる。

同社は「マーケティングリサーチという言葉に馴染みがない小中学生などにも、直感的に興味関心を持っていただくために開発した。マーケティングリサーチは一般的に認知度が低く、“難しい”という印象が強い。カードゲームで体験することで“面白い”印象を持ってもらい、その後の学習意欲の向上にもつながる。カードの内容の一部を当社ソリューションに差し替えることで、新人研修など社内研修での活用の可能性も検討している」と話す。

料金プランはカードゲームと振り返り解説込みのアカデミア価格と、それにマーケティングリサーチセミナーも加えたビジネス価格がある。