日清製粉グループが協賛する全国高等学校家庭クラブ連盟（FHJ）はこのほど、「第54回FHJ−日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール」の受賞者を決定した。最優秀賞には、田中紫麻さん（栃木県・宇都宮中央高校2年）「しそととちおとめのアイシングマーブルケーキ」が輝いた。受賞レシピは、大葉といちごという斬新な組み合わせによる緑と赤が色鮮やかなマーブルケーキ。栃木県の名産であるいちごと、全国生産量2位の生乳から作られた特産のチーズを使用した。地場産の大葉といちぼのさっぱりとした味わいに、クリームチーズの濃厚さがアクセントとして加わった作品になった。
その他の主な受賞作品は次のとおり。
■優秀賞：山上百々花さん、藤井穂華さん（群馬県新田暁高校３年）「ナスとほうれん草のケバブピタパン〜群馬からトルコに捧ぐ復興への灯〜」、兵動真子さん（佐賀県佐賀北高校２年）「かぼちゃが主役☆幸せひろがる私のロールケーキ」
■FHJ賞：非公表（茨城県高萩高校）「花貫ほおずきたっぷり！萩高シフォンケーキ」
■日清製粉グループ賞：髙木真奈さん（香川県高松南高校２年）「しょうゆ豆クリームのうどんコロネ」。
応募総数は268校・7千41作品で、受賞作に13品を選出。作品は小麦粉と身近な食材を組み合わせたレシピをテーマとしたもので、中でも地元特産品などを存分に生かした応募が多数あった。11月18日に日清製粉グループ神田錦町本社ビルで上位受賞者5組を表彰する。
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