IZUMIYA東京支店が展示会 7月まで売上3割増

IZUMIYAはこのほど、東京都立産業貿易センター浜松町館で「第17回IZUMIYAフードサービスショー」を開催。東京支店、東京北支店、IZUMIYA西東京のユーザーを中心に、1千人超が来場した。

コロナが5類移行後、東京地区では初の提案会。出展メーカーは120社、123小間。新規出店は20社。「食の魅力・新発見」をテーマに、外食業界の課題である人手不足への対応策や年末年始の宴会需要、インバウンド向けの提案を強化。外食店、宿泊施設向けのメニューや店舗什器も含めたオペレーション提案、ベーカリー向けの食材やテイクアウト向けなど、同社の幅広い対応力を披露した。

IZUMIYAの鈴木雅治社長は全体朝礼で今期の概況を報告。8月26日に創業60周年を迎え、業務用卸事業は今期売上高147億円(前年比30%増)を計画しており、7月まで全社で売上高29%増、営業利益率3.5%とほぼオンラインで推移。東京支店は売上高28%増(19年比9%減)、東京北支店26%増(同5%増)、西東京25%増(7%増)。東京支店の19年比マイナスは支店移転に伴う売上移管があり、その影響を除けば、ほぼコロナ前に回復してきており、今回の提案会でさらなる上乗せを狙う。

今後の目標について、鈴木社長は「外食需要は本格回復してきており、グループ売上高200億円の早期達成を目指していきたい」と語った。