丸美屋食品工業は「2023年春のディスプレイコンテスト」の結果を発表し、Aコース(30ケース以上)の全国大賞に高知県のハマヤ「サンシャインしまんとハマヤ店」と北海道の道北アークス「ウエスタン川端店」、Bコース(10~19ケース、20~29ケース)の全国大賞に秋田県のテラタ「バイパス店」(秋田県)と長野県の長野県A・コープ「リカまつかわ店」(長野県)を選んだことを明らかにした。
ハマヤ「サンシャインしまんとハマヤ店」は「今日もおいしく 丸美屋が春をお知らせいたします」と春を告げる時報テイストのトップボードなど、消費者の購買意欲を喚起する工夫が凝らされている点が評価された。
道北アークス「ウエスタン川端店」は広い売場をうまく活用したインパクトのある陳列、エリア特色を押し出した工夫と消費者の目を引く陳列が評価につながった。
テラタ「バイパス店」は視覚的なアピールが巧みである点が、長野県A・コープ「リカまつかわ店」は楽しく明るい雰囲気の手作り販促物で消費者の目を引く点がそれぞれ評価された。
同社は6月中旬に都内で「春のディスプレイコンテスト」の審査会、さらに「春のふりかけキャンペーン」の抽選会を開き、それぞれの結果を報告した。
ディスプレイコンテストは3月1日~4月30日に全国7ブロック制で実施され、参加店数は前年比4%減の4千168店、売上ケース数は同3%減の10万7千832ケースとなった。
ブロックごとに選出された「地区最優秀賞」店が決勝戦へ進出。コースごとに「全国大賞」2店と「全国準大賞」5店を選んだ。また、ブロックごとに「周年アピール賞」「朝食テーマ賞」「行楽テーマ賞」「新商品アピール賞」「アイデア賞」も選ばれた。
ふりかけキャンペーンは、3月1日~5月9日に現金50万円などが当たるオープン懸賞とフライパン5点セットなどが当たるクローズド懸賞の2本立てで実施され、応募総数はオープン懸賞が同16%減の88万4千通、クローズド懸賞が同2%減の50万4千口だった。