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「ちゅ~る」供給拡大 いなば食品 由比第4新工場が稼働

いなば食品は、ペット用おやつ「CIAOちゅ~る」の供給体制を拡充する。このほど、国内の主力製造拠点である静岡県・由比工場内に、第4新工場が稼働を開始。6月14日に現地で竣工式典を開催した。

新設した第4工場は敷地面積1万4千㎡、年間生産能力は19億2千万食。最新鋭の自動化・省力化設備を導入し、「ちゅ~る」の需要拡大に対応する。

同社では、創業の地である静岡県・由比地区を国内のマザー拠点と位置づけ、由比工場の再編計画を進めている。ペット用おやつ「ちゅ~る」の大ヒットに対応し、17年には第2工場、19年には第3工場が相次ぎ稼働。その後も急増する需要に対応し、今回の第4工場建設に至ったもの。

由比第4新工場(いなば食品)
由比第4新工場(いなば食品)

第4工場は近隣の同業メーカーおよびJAしみず由比支店の一部土地を譲り受け、新工場棟を建設した。新第4工場の稼働により、由比工場全体の生産能力は「ちゅ~る」換算で今期36億食、年間出荷額は600億円に達する計画。従前から、食品加工の単独工場としては国内最大級の規模を誇っているが、その能力をさらに拡充する。

稲葉敦央社長は会見で「これまで十分に供給が追い付かず、お客様にはご迷惑をおかけすることもあった。新工場が稼働し、正直ほっとしている。今期は36億食を計画しており、年率20%成長で数年は対応できる能力を整えているが、さらなる増産体制を目指し、地元・由比の発展に貢献していく」と力強く意気込みを語った。

竣工式には地元選出の国会議員や市議会議員、JA、金融機関、地元自治会、工事関係者らが出席した。稲葉社長は地域への感謝の意を示し、今後も事業を通じて地域の活性化に貢献するとともに、「世界の猫を喜ばす」を合言葉に、世界市場でのさらなる飛躍を誓った。

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