15.6 C
Tokyo
16.9 C
Osaka
2025 / 11 / 05 水曜日
English
飲料系飲料コカ・コーラ「コスタコーヒー」からコーヒー感が強いラテ登場 100%国産牛乳を使用し二液充填と呼ばれる独自製法が強み
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

コカ・コーラ「コスタコーヒー」からコーヒー感が強いラテ登場 100%国産牛乳を使用し二液充填と呼ばれる独自製法が強み

 コカ・コーラシステムは「コスタコーヒー」のペットボトル(PET)コーヒー(265ml・自販機専用280ml)で新たな定番カフェメニューとして「フラットホワイト」を開発し3月13日から発売している。

 新商品について、4月6日発表した日本コカ・コーラの金澤博史コスタディビジョンゼネラルマネジャーは「コーヒー感が強いラテを好まれる方に向けた商品」と説明する。

 既存の定番カフェメニューのうち「プレミアムブラック」はブラックコーヒーユーザー向け、「プレミアムラテ」をラテユーザー向けとそれぞれ位置づけられていることから、今回の新商品で「3つの異なるニーズに対応することが可能になった」。

 「フラットホワイト」と「プレミアムラテ」のミルク感は、100%国産牛乳を使用し、二液充填と呼ばれるコカ・コーラ独自の製造法の導入で差別化が図れ、今後も強みにしていく。

 飲料の製造プロセスには充填前に原料の殺菌工程があり、コーヒーとミルクを攪拌した状態で行われるのを「コスタコーヒー」などでは別々に殺菌してから攪拌している。
 熱は味わいに影響を与え、コーヒーとミルクを別々に殺菌することで、それぞれの風味のよさを最大限引き出している。

 通常のPETコーヒーとの比較で1.3倍のコーヒー豆を使用してエスプレッソ抽出されたコーヒーも特徴。コーヒー豆は高級コーヒー豆を採用している。

 コミュニケーションは、米倉涼子さんを起用した新TVCM「フラットホワイトデビュー」篇を3月14日から放映するなどして展開している。

 「コスタコーヒー」PETコーヒーは、定番カフェメニューに加えて、プレミアムチョコレートブランド「ゴディバ」とコラボしたプレミアムメニューと各季節にあわせて発売するカフェメニューの3つの柱で展開している。
 「今年度も季節性を意識したカフェメニューを予定している」と意欲をのぞかせる。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点