9.6 C
Tokyo
6.7 C
Osaka
2025 / 12 / 26 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料キリン「プラズマ乳酸菌」入り飲料で不安定な環境に置かれる子どもを支援 首都圏統括本部が認定NPO法人カタリバに236万円寄付

キリン「プラズマ乳酸菌」入り飲料で不安定な環境に置かれる子どもを支援 首都圏統括本部が認定NPO法人カタリバに236万円寄付

 キリングループは、キリン独自素材の「プラズマ乳酸菌」入り飲料の販売を通じて不安定な環境に置かれる子どもを応援・支援する。

 キリンビバレッジ首都圏統括本部は4月19日、「プラズマ乳酸菌」入り飲料の売上げの一部として236万4667円を認定NPO法人カタリバに寄付した。

 経済的価値を伴うCSV活動の一環で、販売にあたっては首都圏エリアの量販店の賛同を得た。

 この日開催された贈呈式でキリンビバレッジ首都圏統括本部の村山浩義本部長は「子どもの貧困を何とかしなければならない。お取引様や関係各社の企業様と輪をつくり、応援を続けていくことが課題。今後は、子どもを直に応援するようなプランもカタリバ様と一緒につくっていきたい」と語る。

 寄付金の活用について、カタリバの今村久美代表理事は「生活困窮世帯の子どもたちの支援活動に充てさせていただく」と語る。

 支援対象は、平均所得の半分以下で暮らしている相対的貧困状態に置かれた子どもたちで、相対的貧困を子どもの自己肯定感が下がる要因とみている。

 支援にはオンラインも活用。「オンラインで特に子どもたちの学習支援を行っている。子どもたちのお兄さん・お姉さん役のメンター(相談者)をマンツーマンでつけている」と説明する。

 カタリバへの寄付行為は、キリングループのビジョン「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業になる」に向けた取り組みで、健康と環境に並ぶ活動の柱であるコミュニティに関する活動の一環。

 コミュニティの取り組みで掲げる「人と人とのつながりを創り、心と体に、そして社会に前向きな力を創り出す」の方針が、カタリバの「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」のビジョンに合致した。

 寄付金額は、2年目の展開となる「ミライにエール!みんなの未来Project」で集められた。
 具体的には、2022年10月1日から12月31日まで首都圏エリア1都4県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・山梨県)の量販店で販売された「プラズマ乳酸菌」入り飲料の売上げ1本につき0.3円が寄付金として積み立てられた。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。