15.5 C
Tokyo
15.2 C
Osaka
2025 / 12 / 11 木曜日
ログイン
English
流通・飲食中食・惣菜惣菜のヤマザキ、アイスラインと合弁会社 コンビニ向けスムージーなど製造へ

惣菜のヤマザキ、アイスラインと合弁会社 コンビニ向けスムージーなど製造へ

袋物惣菜メーカーのヤマザキと製氷や氷関連製品を手掛けるアイスラインは3月31日付で、スムージーなどを製造する合弁会社「アイスマウンテン」を設立した。資本金は1億円で、出資比率はアイスライン60%、ヤマザキ40%。アイスラインの石井希典社長が合弁会社でも代表権のある社長を務め、代表権のある副社長にはヤマザキの山崎朝彦社長が就く。

本社はアイスラインのアイス事業部のある岡山県西大寺新地。ヤマザキの野菜やフルーツなどの原料調達や商品企画力とアイスラインの果汁やピューレなど糖を凍らせることができる製氷技術を組み合わせることで、従来にない商品の開発を目指す。大手コンビニエンスストア向けのスムージー製造を皮切りに、野菜や果物と氷を組み合わせた商品を展開する考えだ。

ヤマザキは「2社の強みや技術を持ち寄ることで、従来にはない新たな商品の開発が可能になる。異なる業種と異なる領域において事業を展開する企業同士で手を組むことがお互いの成長につながると考え、合弁会社設立の合意に至った」と経緯を説明している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。