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三菱食品が業務用展示会「令和スタイルコレクション」 ユーザー向け提案、卸店サポート機能も充実

三菱食品は2月21、22の両日、東京ドームシティ・プリズムホールで業務用展示会「REIWA STYLE COLLECTION 2023」を開催した。リアルでの外食・業務用向けの展示会は19年7月以来、約3年半ぶり。出展メーカーはドライ・冷食・酒類・ノンフーズ・システム関係など約130社。事前登録制で外食・給食チェーンやホテル・レストランなどのユーザー、業務用食材・酒販卸店関係者を中心に2日間で約3千人が来場した。

コロナ禍で外食を取り巻く環境が大きく変化した中で、「Make a Breakthrough」を展示会のコンセプトに据えて、「外食産業・業務用食品業界に立ちはだかる障壁を乗り越え、お客様の新たな発見・発想につながる場にしていきたい」との思いを込めた。

会場入口の「ウエルカムキッチン」では、こだわりのノンアルコールスパークリングワインとトレンド感のある軽食を用意。対面のマーケティングゾーンでは、外食産業の市場データ分析やインバウンド、サステナビリティへの取り組みを紹介した。

商品提案ゾーンでは、調味料・調理加工品、水産・畜産・農産、酒類、資材・消耗品・飲料・デザートの各カテゴリーで約130社のメーカーが出展。1千メニューを超える試食・試飲を用意し、新たなアイデアや市場活性化につながる提案を披露した。北海道・沖縄・高知・秋田の地域生産者が出展した地方創生コーナーも設けた。

三菱食品子会社ではMSフレッシュデリカ、エム・シー・フーズに加え、20年にグループ入りしたアンキッキ協栄(大阪)が初出店。自社製造の点心や紹興酒など中華食材のラインアップを披露した。

最新の外食メニューを体感できるライブキッチンスタジアムでは、地方創生やプラントベースなどのコンセプトにあわせた五感で味わうこだわりの逸品を試食提供。三菱食品のオリジナルブランドを中心とした酒類とのペアリングも提案した。

また、業務用卸店向けの提案コーナーも設置。一般外食店向けの卸事業を展開するリクエ事業の取り組みのほか、卸店の売上拡大とバックオフィス改善につながる営業支援ツールなどの機能を紹介。人手不足やデジタル化による生産性向上、物流課題への対応など、来場した卸店関係者の注目を集めていた。

佐藤達也・執行役員フードサービス本部長は「リアル展示会ならではの良さに加えて、ライブキッチンスタジアムではモバイルオーダーシステムの体験やメーカーブースではQRコードを設置してサンプル依頼やフィードバックできるようにコロナ禍で加速したデジタル化の取り組みを随所に盛り込んだ。今後もお客様の課題解決につながる機能や提案に磨きをかけていく」と語った。

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