ハウスギャバンは、ラーメン店のスープにカレーのスパイスが融合した独創性あふれるカレーライス「ラーカレ」を提案する取り組みを開始した。全国のラーメン店、外食口コミサービス「SARAH」と手を組み、メニューの店頭導入から集客(体験)・拡散までをトータルで実現できる仕組みを構築。日本が誇る人気メニューであるラーメンとカレーの魅力が合わさった新しい食文化を創出する。
「ラーカレ」は「ラーメン屋さんのスープを使って作るスパイス香るカレーライス」(同社)で「日本が誇る人気メニューであるラーメンとカレーの魅力が合わさった新しい食体験のこと」(同)。
ハウスギャバンは「ラーカレ」という食文化を盛り上げる企画を通じ、食べ手に新しく楽しい食体験を提案する。また、競争が激化するラーメン店に対し、テイクアウト需要獲得や来店数アップによる売上貢献を図る。年間1000店、2035年までに1万店へのメニュー導入を目指す。
同社はラーメン店にスパイス、ルウ、さらに「ラーカレ」専用商材「2㎏ラーメンスープ専用濃縮カレーソース」を含む「ラーカレ」関連製品を販売。ラーメン店は「ラーカレ」ホームページに名称利用申請を行い、名称使用許諾を得たうえで一般消費者(食べ手)にラーメンスープを活用したカレーライス「ラーカレ」を提供する。
SARAHはホームページを運営するほか、グルメアプリを通じ、食べ手に店舗の情報などを発信する。食べ手はグルメアプリを通じ、クチコミ投稿、店舗検索、店舗要望をフィードバック。また、SARAHはハウスギャバンにクチコミ、管理店舗の情報をフィードバックする。
ハウスギャバンは4月下旬、都内でメディア向けの「ラーカレ」発表会を開いた。発表会には同社の生駒晴司社長、SARAHの髙橋洋太CEOのほか、企画へ参画しているラーメン店代表者6人、食べ手代表のラーメンライター、カレーライターらが登壇。「ラーカレ」の概要や各店のメニューなどを紹介した。
生駒社長は、企業理念「ともに創る、心に響く食」を紹介したうえで、目指す姿として「ソリューションカンパニー」を掲げて様々なニーズに対応していることを報告した。「単品大量ではなく、多品種変量サプライチェーン、多品種変量マーケティングの実現に向けて取り組んでいる」とした。
同社長はさらに、ハウスギャバンの役割について「需要創造によるマーケットの拡大。その思いに近いのが『ラーカレ』企画」と強調。「成熟した国内のマーケットでも月に2回から3回食べているカレーを月に3回から4回、4回から5回食べてもらうためにどうすればいいか。考え抜いた企画がこの『ラーカレ』企画」と語った。



