10.2 C
Tokyo
9.8 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物高校生考案の新感覚きなこ 産学連携で新商品共同開発 真誠

高校生考案の新感覚きなこ 産学連携で新商品共同開発 真誠

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)は、地元愛知商業高校(名古屋市東区)の学生と共同開発した「ちょきなこはっちー」(35g)を3月1日から発売する。

同校は、校舎で養蜂を行うなど自然環境の大切さを学び、SDGs活動などにも積極的に取り組んでいるが、今回は国際ビジネス科の3年生(15人)の授業の一環として商品開発を経験。学生の自由な発想で新感覚のきなこ商品を創り上げた。

「ちょきなこはっちー」は、「健康に良い“きなこ”を若い人たちにもっと知ってもらいたい、食べてほしい」をテーマに、味作りからネーミング、パッケージデザインまで学生たちがアイデアを出し合った。

商品内容は、アカシアはちみつを配合し、フレーク状にしたサクサク食感の「はちみつきなこフレーク」と、彩り豊かなカラーチョコレートスプレー(トッピング材)をブレンドしたもの。洋と和の絶妙な組み合わせで、パンケーキ、アイスクリーム、ヨーグルト、ドーナツ、ラテなど幅広い用途で楽しめる。

1月中旬に名古屋市内で開催された商品展示会には学生たちも来場。同商品をPRした。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。