コカ・コーラからキリン独自素材「プラズマ乳酸菌」入り飲料 「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「ジョージア」「ミニッツメイド」で

 日本コカ・コーラは7日、「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「ジョージア」「ミニッツメイド」の4ブランドからキリンの独自素材「プラズマ乳酸菌」を配合した「コカ・コーラ社 プラズマ乳酸菌 免疫ケアシリーズ」の機能性表示食品4品を3月6日から北海道・北陸・長野エリアで発売開始することを明らかにした。

 生活者の健康意識の高まりを背景に、ここ3年で免疫を訴求する機能性表示食品が急成長していることに着目した動き。

 日本コカ・コーラは、親しみのあるブランドと飲みやすいおいしさ、様々なシーンに対応したラインアップといった切り口で免疫対策の習慣化を促していく。

 免疫を訴求する機能性表示食品が増え、免疫維持の大切さの認識が広まる一方、健康のための習慣化が難しい点を課題とする。

7日発表した日本コカ・コーラの向江一将マーケティング本部ニュートリション・カテゴリー事業本部長(左)とキリンホールディングスの藤原大介ヘルスサイエンス事業部部長 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
7日発表した日本コカ・コーラの向江一将マーケティング本部ニュートリション・カテゴリー事業本部長(左)とキリンホールディングスの藤原大介ヘルスサイエンス事業部部長

 日本コカ・コーラは、この課題を解消すべくブランドの選定などに検討を重ねた。

 7日開催された「コカ・コーラ社 プラズマ乳酸菌 免疫ケアシリーズ」新製品発表会で日本コカ・コーラの向江一将マーケティング本部ニュートリション・カテゴリー事業本部長は「免疫維持が重要だと考えている消費者にとって何がハードルになっているのかを深く消費者と対話し理解することに物凄く時間を割いた。続けにくい様々な理由があると思うが、そういったボトルネックを1つ1つ解消していくことで製品開発に着手した」と振り返る。

 今回発売する4ブランド・4品の機能性表示は「健康な人の免疫機能の維持をサポート」。TVCMやデジタル広告、PRイベント、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」などを通じて「おいしくて、毎日続く。免疫ケアシリーズ」をアピールしていく。

 今後は全国展開を視野に入れる。「多くの消費者に免疫維持の習慣化のきっかけを少しでも提供していきたい」と意欲をのぞかせる。

 日本コカ・コーラとキリンホールディングスは昨年、「プラズマ乳酸菌」の供給・提供について合意。以来、キリンホールディングスによる技術的なサポートを受けながら、日本コカ・コーラが「プラズマ乳酸菌」を配合した製品の企画・開発を進めている。

 7日はキリンホールディングスの藤原大介ヘルスサイエンス事業部部長も登壇し「プラズマ乳酸菌」の特徴を説明した。

 なお、3月6日に新発売される「コカ・コーラ社 プラズマ乳酸菌 免疫ケアシリーズ」4品の特徴は以下の通り。

 ▽「アクエリアス プラズマ乳酸菌 免疫ケア」(500mlPET・希望小売価格税別168円)
 ▽「い・ろ・は・す プラズマ乳酸菌 免疫ケア」(540mlPET・希望小売価格税別146円)
 ▽「ジョージア プラズマ乳酸菌 免疫ケア」(280mlPET・希望小売価格税別149円)
 ▽「ミニッツメイド プラズマ乳酸菌 免疫ケア」(540mlPET・希望小売価格税別140円)