逆光線(コラム)実り多き一年に
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実り多き一年に

「兎の登り坂」。登り坂が得意の兎の如く、物事が良い条件で順調に進むこと。「卯年は景気が良い」とも言われるが、4日、東証大発会での株価は大幅反落、ほぼ全面安となり、幸先の良いスタートとはいかなかった。

▼原材料価格、水道光熱費等々の高騰に加え、想定外の円安。逆風に見舞われ続けた昨年の食品業界。カテゴリーによっては複数回の価格改定を余儀なくされ、メーカーや小売の業績も大きな影響を受けた。

▼今年も「値上げの基調は変わらない。価格改定を控えているものもある。原料高が続く環境での商売」(小売)と厳しい環境は続きそうだが、猛威をふるうコロナ禍も、ワクチン接種の進行などにより本格的な「ウイズコロナ」時代を迎えそうだ。インバウンド需要を含め、少しは期待の持てる1年になると願いたい。

▼昨年の干支「壬寅」は、「厳しい冬を超え、新しく立ち上がることに向け動き出す段階に入る年」とされた。今年の干支「癸卯」は「これまでの努力が花開き実り始める」とか。読者の皆様にとってこれまでの努力が報われ、実り多い一年となることを祈念する。

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