もち性小麦の新品種「モチハルカ」使用 「HARUKA」シリーズ数量限定発売 熊本製粉

熊本製粉(熊本市西区、宮本貫治社長)は9月に九州産もち性小麦品「モチハルカ」を使用した新商品シリーズ「HARUKA」を数量限定で販売する。

同社は2019年からもち性小麦を取り扱ってきた国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構との共同研究をスタート。もち性小麦の新品種「モチハルカ」の品種出願公表と商品化を実現させた。

もち性小麦新品種「モチハルカ」はもち性小麦としては珍しい強力系。食パン、ハード系パンやつけ麺や餃子などさまざまなアイテムで使用でき、10%程度の配合から特徴が出始める。パンに使用すると、もちもち食感とくちどけの良さが引き立ち、通常は固くなる耳までふんわりとしたやわらかさが感じられる。

なお、「HARUKAシリーズ」では原料としてモチハルカを100%使用。用途にあわせてロール挽き・石臼挽など最適な製粉方法を選択できる。

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