トーカン、三給を子会社化 給食参入・中食惣菜拡大へ

中部エリアの有力卸・トーカン(名古屋市、永津嘉人社長)は4月12日付で、同じく中部地盤の業務用卸・三給(愛知県岡崎市、林元造社長)の全株式を取得し、子会社化する。4月1日に株式譲渡契約を締結した。取得金額は非公開。

三給を子会社化することでトーカンは給食市場への参入を果たすとともに、中食・惣菜部門の売上拡大につなげる。今後は物流の合理化をはじめとする相乗効果発揮に向けて取り組みを進めていく。

三給は1957年創業。岡崎を本拠地に、東海地区における給食市場向け食品卸売事業として強みを持つ。また、三給の100%子会社であるヒカリは東海エリアにおけるスーパー惣菜向けの食品卸売事業を行っている。直近売上高は53億8千800万円(20年3月期)。

トーカンは19年4月、国分中部(名古屋市、福井稔社長)と経営統合し、共同持ち株会社セントラルフォレストグループ(CFG)を設立。質・量ともに中部エリア№1の卸グループを目指している。

CFGでは今期(21年12月期)を初年度とするグループ長期戦略「アクセル2025」を策定。その中で重要戦略領域として給食市場および中食・惣菜市場を挙げている。

株式取得後は、神谷亨CFG専務取締役兼トーカン取締役が三給の代表取締役会長に就任するほか、非常勤の取締役と監査役各1人を選任する予定。林社長は代表取締役を退任し、新たに取締役社長に就く。