11 C
Tokyo
12 C
Osaka
2026 / 02 / 14 土曜日
ログイン
English
その他企業活動メーカー各社 定番・主力品をフル生産も 「コロナ後」の購買力低下に懸念

メーカー各社 定番・主力品をフル生産も 「コロナ後」の購買力低下に懸念

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が5月末まで延長され、特別警戒都道府県では引き続き外出自粛が求められる中、食品は巣ごもり消費増加により、米飯類や麺類、冷凍食品、レトルト食品、パスタ類などは引き続き好調な売れ行きを保っている。

前半のヤマ場とみられていた大型連休商戦は、自粛期間真っ只中だったため当初から期待感は薄かった。だが自粛解禁が予想される夏本番や秋需の購買行動にはどうような変化が起こるのか予断を許さない状況だ。相変わらずコロナ感染収束の目途はつかないが、コロナ後の消費構造は大きく変化するとみられ、業界は対応を迫られそうだ。

政府は「国難と言える困難な状況」と説明。リーマンショックを超える経済危機が叫ばれる中で、生活防衛意識が一層高まれば、やがて食品購買にも影響が出るはずだ。コロナ感染の影響による一時期のパニック購買は消えたが、週末のまとめ買いは相変わらず根強い。これに支えられ食品需要は総じて順調だが、果たしてこのままで続くのか。節約による生活防衛策を保ちながら実質的な購買力が低下することも念頭におかなければならない。

メーカー各社は、今のところ主力商品や定番商品に絞り、増産・フル生産体制を敷いており、秋冬向け新製品対応はまだ見えない。春先の展示会は軒並み中止されたため対応遅れは避けられない模様だ。「大きな社会不安が起こると消費者心理も大きく変わる」と大手メーカー。食品業界の対応が注目される。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。