スーパーの感染抑制策 一層の混雑緩和へ知恵絞る ドライブスルーや駐車場で販売も

新型コロナウイルス感染拡大を受け、スーパーでは感染抑制対策の一環として様々な取り組みを行っている。営業時間の短縮や消毒液設置、はだか売り・バラ売りの自粛、レストランの休業、特売チラシの自粛、レジカウンターでの透明ビニールシート設置、間隔を空けて並ぶソーシャル・ディスタンス確保、キャッシュレス・セルフレジ推進、買い物かご・ワゴンの消毒などは、すでに多くのスーパーが実施している。

来店者にも一層理解を求めている。全国スーパーマーケット協会が、このほどツイッターで発信したという「スーパーは遊び場、レジャーランドではない」という訴えが話題を呼び、来店者に向け、入店人数を抑えて少人数で来店してほしいと協力を呼びかけたのも感染抑制対策の一環。さらに入店規制や入店制限を提唱し、比較的空いている13時台、14時台、19時以降の来店を勧めている店もある。さらに一度手にした商品は棚に置かずに買ってほしいなどと訴えている店もある。

時間帯での入場制限はさらに進むことが予想され、これ以上の感染拡大を防ぐには、制限をもう一段階引き上げる必要があると見る向きもある。ネットで購入した商品を自宅まで届けてくれる一部のネットスーパーは、今では注文が殺到し運営を中止していると言う。

こうした中で、ネットで注文し、商品準備が整った段階で店舗での引き取り場所をメールで知らせるカーブサイド・ピックアップ方式や、ネット注文の商品を駐車場で渡すドライブスルーサービス方式は、顧客が店内に入る必要がなく、混雑緩和につながると言う。また、東日本大震災の折に被災地で行われたような、広々とした駐車場でのワゴンセールや仮設店舗、移動販売なども考えられ、スーパーには一層高い対応が求められている。