ポッカサッポロフード&ビバレッジは、「北海道富良野ホップ炭酸水」でアルコールの代わりになる無糖炭酸水という訴求を強化し、飲用者の増加を狙う。
7月14日、説明会に登壇したマーケティング本部ブランドマネジメント部の澁谷教祐担当部長は「サッポログループの資産を活用した価値創造飲料として、当社ならではの新しい飲用価値を提案していく。アルコール以外でも満足感や嗜好性をより楽しみたいというニーズに、清涼飲料水の中で新しい選択肢を提案していきたい」と語る。

同商品は、サッポロビールの開発したホップ「フラノビューティ」のエキスを使用し、ホップの香りやほろ苦い味わいが特長の無糖炭酸水。
マーケティング本部ブランドマネジメント部の林真那リーダーは「通常の炭酸水やフレーバー炭酸水は暑い時の止渇やお酒の割材の用途で飲まれることが多いが、『北海道富良野ホップ炭酸水』はリラックスしたい時やお酒を控えたい時に飲まれている」との考えを示す。
アルコールの味を再現したノンアルコールビールやノンアルコール飲料とも異なるポジションを獲得しているという。
「『北海道富良野ホップ炭酸水』は、お酒の味ではなく気分を楽しみたいという方に選ばれている。炭酸水というカテゴリでありながら、ビールの雰囲気を楽しめる点が強み」と説明する。
この強みを活かして、今後は休肝日に好適な炭酸水としてコミュニケーションを展開する。
日本国内の20~59歳男女の約6040万人のうち、同社の調べによるとアルコール飲料飲用者は推計3877万人。
そのうちビール飲用者は推計2823万人となっており、中でも意識的にお酒を飲まない日を設けている推計1277万人をターゲットに絞る。
「お酒と上手に付き合いたい30代~50代のビールユーザーを重点ターゲットとし、より刺さりやすいコミュニケーションを行っていく。お酒を飲まない日の新たな選択肢として、皆様に想起していただける商品を目指す」と力を込める。
ビールの最需要期となる7月には、「飲まない日、我慢していませんか?」と呼びかけるWEB動画広告を配信。
同時に量販店の清涼飲料売り場で試飲を行い、アルコール代替の清涼飲料を求めている消費者にトライアルを促す。
その後も店頭POPで、アルコール代替訴求とともに、秋の夜長のお供やパーティーシーンでの訴求、北海道フェアに絡めたアプローチを行っていく。
年末年始が近付く11月には再度WEB動画広告を展開し、需要を再度喚起する。
