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コカ・コーラボトラーズジャパンの自販機「トップラインのトレンドが改善」 利益は前期の減損損失効果もあり全体の利益成長を牽引

 コカ・コーラボトラーズジャパンの自販機は第1四半期(2026年1-3月)、自販機市場がマイナストレンドにある中、前年並みの販売数量となったことで、数量シェアを1.6ポイント拡大した(シェア出典:日本コカ・コーラ調べ)。

 「コカ・コーラ」や「綾鷹」など主力ブランドの好調のほか、AIをベースとしたアソートメントシステムによる品揃えの最適化やコカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」を通じたプロモーションなどが奏功した。

 4月30日、第1四半期決算説明会に臨んだカリン・ドラガン社長は「ベンディング(自販機)においてはトップライン(売上収益)のトレンドが改善しており良い兆しが見えている」と語る。

 ケース当たり納価が39円改善したことで売上収益は増収。これに、自販機ごとの収益性分析に基づき設置場所の最適化や販促費などを削減するといったルート生産性向上の取り組みによりセグメント利益は前年同期から約46億円の大幅増益となり黒字化を達成した。

 ビヨン・イヴァル・ウルゲネス副社長は「第1四半期は、ベンディング事業の大幅増益が全体の利益成長を牽引した。なお、これには前年のベンディング事業の減損損失に伴う減価償却費の減少効果も含まれているが、しっかりとオーガニックな利益成長を果たすことができた」と説明する。

 同社は前期第2四半期決算(2025年8月1日)で、自販機の資産について881億3500万円を減損損失として計上した。

 自販機のさらなる成長に向けては、6月上旬から1都2府35県全域の自販機で順次販売しているアサヒ飲料の「モンスターエナジー」(355ml缶)に期待を寄せる。

 「モンスターエナジー」の販売は、モンスターエナジージャパン合同会社と国内の販売権を持つアサヒ飲料との合意に基づくもの。アサヒ飲料から「モンスターエナジー」を仕入れて販売している。

 カリン・ドラガン社長は「『モンスターエナジー』は自販機の製品ポートフォリオの中で最も高い価格帯となることから、自販機の活性化やミックス改善によるケース当たり納価の改善にも大きく期待している」と述べる。

 「モンスターエナジー」の販売にあたり、約65万台の規模も強みに挙げる。

 「自販機をリテールとして考えると、世界で最も大きな販売網と考えていい。そう考えると強力なブランド力があるエナジードリンクの販売に非常に期待が持てる」との考えを明らかにする。

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