愛知県味噌溜醤油工業協同組合が5月25日、名古屋市中村区のザサイプレスメルキュールホテル名古屋で第73期通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、理事長の中村光一郎会長(イチビキ)をはじめ副理事長の杉本達哉社長(ナカモ)、岡島晋一社長(ヤマシン醸造)がいずれも再任した。
開会にあたり中村理事長は「今年1月から3月までのみそと醤油の出荷量では、みそが前年比101.8%、醤油は97.2%。みそは金額ベースで前年比115%、値上げしつつ出荷量を維持した」と話し、「醤油の加工品では100%を超えている。みそのように使っていただけるようにしていきたい」とあいさつ。
続いて前期の事業報告では、地理的表示に「八丁味噌」が追加登録されたことにも触れ「豆みそ、八丁みそを国内外に広げる足元が整ったような年明けだった」。また組合のホームページでは、組合員を紹介する「お蔵自慢」シリーズを始めたほか、老朽化による建て替えを進める新事務所の工事のスタートなどについて説明した。
さらに第56回醤油品評会でヤマシン醸造の「たまり」、第66回全国味噌鑑評会では盛田の「名古屋八丁みそ」がそれぞれ農林水産大臣賞を受賞し、醤油では3年連続の最高賞受賞なども報告した。
役員改選では、新しく西垣敏樹社長が理事に選ばれたほか、続けて行われた理事会で、中村理事長、杉本副理事長、岡島副理事長の再任を決定した。

閉会後の懇親会では、大村秀章愛知県知事が出席。「発酵食品が持つ免疫効果や健康美容促進効果が注目されており、海外における日本食の人気も高まっている。2年前には愛知発酵食文化振興協議会を発足した。愛知の発酵食文化は日本の食文化をリードしているという矜持と自負を持ってPRしていく」と話し、さらに「いよいよアジア大会、アジアパラ大会が愛知で開催される。45か国から約2万人に近いアスリートと応援する方がたくさん訪れるので、この機会にしっかりとPRをしていきたい」と話した。




