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味の素グループ 暑すぎる夏へ新提案 大阪発の“町洋食”も

 味の素グループは13日、リーガロイヤルホテル大阪で「26年春季施策提案会」を開いた。近畿、中四国の得意先、行政関係者など約550人が来場。今回は新製品55品(うち味の素社17品)、リニューアル52品(同27品)を紹介した。

 「生活者の“いま”に寄り添うことで買いやすさを創出し、流通の売り上げに貢献する」をコンセプトに掲げ昨今の気候変動やコスパ志向に沿った商品や売り方を提案。

 凍らせるつゆとして注目を集めたのが、味の素の新製品「氷みぞれつゆ」。“暑すぎる夏”へ向け、牛乳でつくるポタージュなど冷たいスープとともに試食提供した。また、今年も9月以降に気温の高い日が続くことを想定し、端境期でも出現頻度の高い炒め物を鍋料理の代わりに訴求。営業担当者は「季節の変わり目の食卓と売場のギャップを埋める」と説明する。

 大阪発の「町洋食」企画では卵の代わりにマヨネーズを使ったハンバーグ、ミートソースで作るドリアなど家庭にある基礎調味料でできる洋食メニューを集めた。コスパ志向に対応するだけでなく、「一つの企画で最大の売上を作るとともに『ルーミック』のような隠れた名品を含めいろいろな商品を知ってもらいたい」(岡村由紀子支社長)という狙いがある。

  ◇  ◇

 なお、会見ではグループ各社のエリアトップが新製品について次の通りアピールした。

暑すぎる夏へ「氷みぞれつゆ」
暑すぎる夏へ「氷みぞれつゆ」

【味の素大阪支社・岡村支社長】これだけ気温が高くなり、4月や9月はどうすればよいのかという声が流通から聞かれ、私自身も生活で実感する。その中で今回「氷みぞれつゆ」を発売する。当社はだしやスープなど冬の構成比が高いが、新しい食べ方を提案しこうした夏場のニーズに応えたい。

【味の素AGF大阪支社・吉田安之支社長】マイボトル市場は近年の気温上昇を背景に、水分補給や節約意識で広がっている。今回、機能性表示食品の緑茶と紅茶を発売する。健康を切り口にしたプロモーションも予定しており、新規ユーザーを獲得し市場を盛り上げたい。

【味の素冷凍食品・関西リテールカスタマーソリューション部・新庄浩部長】レンジ調理できる「ギョーザ」はすでに販売しているが、今回は通常商品の1・5倍の大餃子を発売する。餃子が牽引し、冷食市場全体は引き続き伸びている。新商品の投入でさらなる拡大が期待できる。

【J-オイルミルズ大阪支社・児玉仁志支社長】「ことばうっかりサポート えごま油の力」を発売する。機能性表示食品は年々拡大しているが、えごまは知っていても使っていないとか、長続きしていない人が多いというデータがある。認知機能をサポートするという訴求で、まだまだ売れると考えている。

【ヤマキ大阪支店・佐々木邦彦支店長】『お塩ひかえめ』シリーズに「ストレートそばつゆ」が加わる。減塩ではあるが、かつおだしのうま味が感じられると評価をいただいている。健康志向が高まる中、味は妥協したくないという声に応える商品として売り込みたい。

【味の素コミュニケーションズ・永井敦美社長】POSデータや生活者起点の情報など多様な情報を活用し、オーダーメードで棚割りを分析しながら売上の最大化を提案する。それらにより、お客様との関係強化をサポートしたい。

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