加工食品油脂油脂業界 植物油の安定供給...
カナエ モノマテリアルパッケージ

油脂業界 植物油の安定供給確保へ 構造的な需給変化に対応

 日本植物油協会、日本こめ油工業協同組合、日本マーガリン工業会、油糧輸出入協議会、全国油脂販売業者連合会、全国マヨネーズ・ドレッシング類協会の共催による「第64回油脂業界新年交礼会」が1月6日、東京・水天宮のロイヤルパークホテルで開かれた。

 6団体を代表して日本植物油協会の佐藤達也会長(J-オイルミルズ会長)は冒頭、「業界は国民生活に欠かせない油脂製品の安定供給という重要な役割を担っており、その位置付けはますます高まっている」としたうえで、「地政学リスクの高まりや米中の貿易問題、世界的なバイオ燃料需要拡大による需給構造の変化など、油糧種子をめぐる外部環境は厳しさを増している。さらには、サプライチェーン全体における温室効果ガス削減に向けた取り組みと情報開示、物流問題など多岐にわたる課題に的確に対応し、関係団体と連携して持続的な発展に向けた取り組みを進めていく」と力強く語った。

 続いて、油糧輸出入協議会の立川義大理事長(伊藤忠商事)、農林水産省の河南健大臣官房統括審議官(新事業・食品産業)が年頭祝辞を述べ、日本マーガリン工業会の城詰秀尊会長(ADEKA社長)が乾杯の発声を務めた。

 中締めでは、全国油脂販売業者連合会による恒例の油締めで、今年も油を絶やさせることなく業界のさらなる飛躍を誓った。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。