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トモシアグループ 今期9500億円目指す 荒木社長「M&Aで新領域に挑戦」

トモシアホールディングスは今期、グループの売上高9500億円(前年比105.8%)、経常利益115億円(同105%)の増収増益を計画。27年度に売上高1兆円の達成を目標とする中計を掲げており、「少しでも前倒し、あるいは上乗せを目指す」(荒木章社長)としている。

事業会社各社の今期計画は旭食品(グループ・以下同)が売上高6320億円・経常利益76億円、カナカンが同2000億円・同27億5000万円、丸大堀内が同1175億円・同10億5000万円。

荒木社長は3日、高知市で開かれた共栄会総会の席上、今期の計画と中計の進捗状況について報告した。このうち、M&Aについては前期5社と提携し80億円強を投資。

「市場縮小や取引先の寡占化といった課題を持つ会社から声をかけられる機会が増えている」とした上で、昨年株式を取得したメーカーの三和食品について言及。「事業継続と地域経済の活性化に寄与するとともに、当社にとっても新領域へチャレンジする機会を得ることができた」と強調した。また、オーストラリアの水産卸と輸出入卸のイマイが加わり、「海外の売上高が100億円、利益貢献も10%に達した」と述べた。

続いて、各事業会社の代表が概況を説明。旭食品の竹内孝久社長は前期の業績について、5月の近畿旭友会で速報値として増収減益と発表したが「最終的には増収増益になった」と報告。

カナカンの谷口英樹社長は「4期連続の増収増益となったが、その前の年に比べると勢いは止まった」と指摘。今期は創業以来となる組織変更に着手する。「売上2000億円の達成を目指し、利益の出せる体制を整える」と力を込めた。

丸大堀内の堀内剛博社長は北海道(19%増)と南東北(5%増)、低温(4.4%増)と酒類(3%増)、ドラッグストア(5.1%増)、業務用原料(7.4%増)など伸長しているエリア、カテゴリー、チャネルをさらに強化する姿勢を示した。

なお、総会では役員の改選が承認され、サントリーの鳥居信宏社長が味の素の中村茂雄社長から会長を受け継ぎ就任。また、新たに次の7社が加盟し会員数は92社となった。

【新規加盟】うさぎもち、大森屋、春日井製菓、くらこんホールディングス、昭和産業、徳島製粉、ヒガシマル醤油

トモシアグループと各事業会社の業績 トモシアグループと各事業会社の業績
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