加工食品油脂日清オイリオグループ 4月から再度の値上げ 油脂、コスト環境悪化
カナエ モノマテリアルパッケージ

日清オイリオグループ 4月から再度の値上げ 油脂、コスト環境悪化

日清オイリオグループは4月1日納入分から、家庭用・業務用および加工用食用油バルク製品の価格改定を実施する。24年12月末の販売価格に対して、家庭用食用油7~11%、業務用・加工用食用油バルク11~19%の引き上げとなる。

食用油を取り巻くコスト環境は、製造にかかわるエネルギー費や物流費、包材・資材費、人手不足の深刻化によるサプライチェーン全体でのコストアップに加え、世界的に旺盛な油脂需要によるオイル高とミールバリューの低下、カナダ産菜種の油分低下など複合的な要因から、「非常に厳しい状況が続いている」。

日清オイリオでは、昨年10月からの価格改定に続き、4月から再度の価格改定に踏み切る。原料相場や為替の変動に加え、ユーティリティコストや物流費の上昇により、製油業界では油脂価格の引き上げが急務となっている。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。