9.7 C
Tokyo
4.9 C
Osaka
2025 / 12 / 03 水曜日
ログイン
English
その他SDGs明治 使用済みプラ再資源化へ 共同出資会社に資本参加
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

明治 使用済みプラ再資源化へ 共同出資会社に資本参加

明治は、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む共同出資会社アールプラスジャパン(東京都港区、大竹篤社長)に資本参加すると明らかにした。プラスチック使用量削減に加え、使用済みプラスチックの再資源化も加速させる考えだ。

アールプラスジャパンは、世界で共通のプラスチック課題解決に貢献するため、2020年に包装容器製造、商社、食品企業、銀行など業界の垣根を越えた12社の共同出資で設立。米国のバイオ化学ベンチャー企業アネロテック社とともに効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術開発を進めており、資源循環スキームの構築に取り組んでいる。

日本では、ペットボトルを除くプラスチックの多くが燃焼されているという。アールプラスジャパンの新技術では、使用済みプラスチックをベンゼン、エチレンなどの直接原料に戻すため、油化工程を経由する従来技術よりも少ない工程で処理でき、CO2排出量やエネルギー必要量抑制につながることが期待される。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点