11.5 C
Tokyo
14.6 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料コカ・コーラ麦茶飲料の新商品「やかんの濃麦茶」が好発進 機能と濃い味わいに手応え 気温に左右されにくい販売動向も浮上

コカ・コーラ麦茶飲料の新商品「やかんの濃麦茶」が好発進 機能と濃い味わいに手応え 気温に左右されにくい販売動向も浮上

 コカ・コーラシステムが4月23日に新発売した「やかんの濃麦茶 from 爽健美茶」が好スタートを切った。

 同商品は、「やかんの麦茶 from爽健美茶」ブランドの新商品。
 ローズヒップ由来のティリロサイドを含み、パッケージで“BMIが高めの方の体脂肪を減らす”のヘルスクレームを訴求する機能性表示食品の麦茶飲料に仕立てられている。

 好発進の要因について、7月18日、取材に応じた日本コカ・コーラの坪根秀史マーケティング本部止渇系無糖茶・機能性茶・紅茶事業部シニアブランドマネジャーは、ヘルスクレームでメインターゲットの50代以上を獲得できたことに加えて、トレンドである濃い味わいへの好評を挙げる。

 「“体をケアしたい”“体調に気を付けたい”という方の目的買いを狙って発売し、50代以上のケアニーズを上手く捉えることができ『やかんの麦茶』とカニバリを起こすことなく好調に推移している。濃い味でも支持され、『やかんの麦茶』との飲み分けも今回実現できた」と説明する。

 主な流入元は、濃い系の緑茶やトクホ・機能性表示食品の飲料など。

 販売動向から気温に左右されにくい点も浮き彫りになり、秋冬の伸長に期待を寄せる。

 「回転数があまり気温に左右されず、雨の日でも落ちない。暑すぎる時も他の麦茶飲料のように跳ねることがなく非常に安定しているため、気温が落ちた秋冬のタイミングでも安定して動くと考えている」と語る。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。