長野県漬物協同組合 内外と交流を活発化 情報ステーションの役割務める

長野県漬物協同組合は14日、松本市で今年度の通常総会を開催し、事業計画と収支予算を含む全議案を原案通り承認した。総会後に開いた講演会では、講師に長野県立大学食健康学科の小木曽加奈准教授を招き、「食生活に革命を!漬物の新たな魅力の創出」と題する講演を聞いた。

長野県は野沢菜漬、わさび漬、すんきなどの名産漬物が知られる漬物県。今年度は全日本漬物協同組合連合会や他県組合との交流を活発化し、活気あふれる組合活動を目指す。また総会、品評会、新年技術講習会の参加者を増やし、内容の一層の充実を図る。予算は417万円。

冒頭あいさつに立った古越三幸理事長は「漬物の食材としての可能性はまだまだあり、工夫次第でいかようにも広がっていく。組合としては情報発信や内外との交流を推進し、よりよい未来へ導けるよう情報ステーションの役割を務めていきたい」と述べた。