キリンビール福岡支社(内濵嘉英支社長)は5月9日、令和6年度「キリン・地域のちから応援事業」贈呈式をオンライン開催した。
「キリン・地域のちから応援事業」の助成は地域やコミュニティを元気にする様々なボランティア活動を応援すべく、公益財団法人キリン福祉財団(三宅占二理事長)が2018年(平成30年)度から行っている取り組み。障がい児・者、高齢者や児童・青少年、地域社会への福祉向上などに関する諸活動に対して当助成を通じて、社会福祉の発展に寄与することを主目的としている。
キリンビール福岡支社の内濵支社長は「コミュニティの数だけ課題があり、その課題も多岐にわたることを再認識した。直接現場に携わる人だからこそ分かることがあり、それを行動に移すことで地域の皆さんの笑顔につながっている。キリングループとして、こういうコミュニティの輪がさらに広がるためのお手伝いができているのであれば大変うれしく思う」とコメントした。
同財団はキリンビールの創立75周年を記念し、国際障害者年に当たる1981年7月21日にキリンビール社の拠出金(現在の出捐元はキリンホールディングス)で設立。2010年に内閣府の認定を受けて公益財団法人となった。今年度は全国497の団体から応募があり、同財団の選考委員会の選考を経て計139団体(35都道府県)に総額3千841万円の助成を決定。今回キリンビール福岡支社では同財団と共同で福岡県の8団体に対して総額224万円の助成金を贈呈する。