セブン-イレブン・ジャパンの宅配サービス「セブンNOW」1万2000店に拡大 強まる加盟店の要請受け早期全国拡大目指す

 セブン-イレブン・ジャパンの宅配サービス「7NOW」(セブンナウ)が1都1道14県・1万2000店に拡大した。

 今後は強まる加盟店からの要請を受け、早期に全国拡大を目指す。

 「加盟店の『7NOW』にかける思いが非常に強く、やはり日々お客様と接する加盟店の皆様だからこそ、今後は店舗に来ていただくだけでなく配送していかなければいけないと、感じ取って頂いているのだと思う」と述べるのは、青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長兼商品本部長。

 3月27日、発表会に臨み「7NOW」の利用実態について「現代版の出前みたいな形でご利用いただいている」と説明する。

 売れ筋上位の商品は、牛乳やたまご(10個入り)などのフレッシュフードほか、「アメリカンドッグ」「ななチキ」「おでん味しみ大根」などのFFカウンター商品が多く、即食性や備蓄性が高い商品が多くを占めている。

 「7NOW」はセブン-イレブンの商品をスマホで注文して最短20分で届けられるもの。
昨年9月に「7NOW」アプリをリリース以降、おすすめ機能やクーポン配信など操作性が向上し、SNSで話題になったことで売上が急伸。店頭と使い分けるなどのポジティブな動きもみられている。

 リアルタイムで店舗の在庫・約3000品が把握できるのも特徴となっている。