3.7 C
Tokyo
1.2 C
Osaka
2026 / 02 / 10 火曜日
ログイン
English
流通・飲食カナカン 新事業で生ゴミ処理提案 環境事業部新設

カナカン 新事業で生ゴミ処理提案 環境事業部新設

カナカンは、新規事業として、POITO(ポイト)の業務用消滅型生ゴミ処理機「POITO」を、全国のスーパーや惣菜工場、業務用施設などに提案・販売していく。このほどポイトと販売代理店契約を取り交わした。これにより食品関連企業に対し、生ゴミ処理までの提案が可能になる。また、同事業に伴い環境事業部を新設。「食品全体でSDGs関連の提案を発信」(カナカン谷口英樹社長)する。

ポイトは独自の微生物の力で生ゴミを分解する生ゴミ処理機。加工センターなどで廃棄されるはずだった生ゴミを99%水にして排出することから、有力スーパーや羽田空港などに導入されている。

ポイトの主な特徴は二つで「生ゴミが水になる」と「においがない」こと。「人が食べられるものはすべて分解でき、水として浄化槽ではなく下水に流すことができる」(ポイト遠矢康太郎社長)。焼却しないので地球環境に優しい。

また、微生物の分解スピードも早いことから生ゴミを連続投入できる。よって、ユーザーは同処理機に生ゴミを投入するだけ。ただ、貝殻や牛豚の骨などは処理できないので、それらは月一回をめどとしたポイトによるメンテナンスで取り除く。

同機は、1日当たりの生ゴミ処理能力の違いにより50~500㎏までの6機種を揃える。

同機を導入した理由について谷口社長は「試験導入したが、電力消費が少なく、思ったより低コストだった」ことを挙げ、「日ごろから高コストでの環境対策は意味がないと思っていた。北陸で食品を提供するわれわれが行うべき事業だと感じた」とし、「地域の環境保全に貢献していきたい」と話した。同社は現在、200㎏型を導入し、デリカセンター全体の生ゴミを処理している。

使用する微生物は、ポイトが自然界にある3種の菌を配合したもので、特許生物寄託センターで管理されている。ポイトが販売代理店契約を結んだ企業は全国で3社目。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。