14 C
Tokyo
16.1 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
農水畜産業野菜エア・ウォーター 福岡の丸進青果子会社化 端境期補完で安定供給

エア・ウォーター 福岡の丸進青果子会社化 端境期補完で安定供給

エア・ウォーター(AW)は10月27日付で、九州の青果仲卸「丸進青果」(23年9月期売上高97億円)の出資比率を20%から51%に引き上げる。

これにより九州の幅広い青果物供給が可能となり、もともとAWグループが強みとしていた北海道産と合わせ、北海道と九州それぞれの青果物供給で端境期を補完して通年で全国への安定供給をさらに強化する。

AWグループの北海道AWアグリが有する北海道の青果物を供給し、九州からは丸進青果などが九州を主産地とする幅広い品目の青果物を供給する。例えば、じゃがいもは北海道産は8~10月が旬だが、九州は11月以降なので端境期を補完できる。

また、九州ではAWグループが熊本県玉名市に建設中の「熊本低温物流センター」(24年2月稼働予定)とも連携し、本州の大消費地向け輸送で課題となる「物流24年問題」に備えて、原料保管機能や効率的な幹線物流の構築を進めていく。

その他の連携では、AWは23年2月に青果専門商社で加工・仲卸を手掛ける「ベジテック」(神奈川県)と資本業務提携を締結し、業務用ホール野菜やカット野菜を販売する「デリカフーズホールディングス」(東京都足立区)の第三者割当増資を引き受けている。この3社で北海道と九州における青果物の調達網をより強固にし、その加工・販売までのバリューチェーンと物流ネットワークを併せ持つ「青果流通加工プラットフォーマー」のポジションを確立する考え。

今回の子会社化までの経緯は、グループのAW西日本(当時は九州AW)が17年1月に同地区での農業・食品事業参入の足掛かりとして丸進青果株式10%を、さらに20年1月は10%追加取得し計20%を保有。その後、23年2月のベジテックとの提携などで九州地区での農業・食品事業拡大を目指し、AWが丸進青果株式31%への追加取得に合意し、さらにAW西日本が有する株式20%を23年10月27日付(予定)でAWが譲り受ける。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。