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澤田酒造「白老 秋の蔵まつり」開催 日本酒有料試飲や発酵マルシェ

愛知県常滑市の老舗清酒蔵元・澤田酒造は9月2~3日、「第6回白老 秋の蔵まつり」を開催した。同蔵自慢の銘柄各種をテイスティングできる「日本酒味くらべ」(有料試飲)や、発酵をテーマに知多半島や西三河の飲食店、食品・醸造メーカーが出店する「発酵マルシェ」、特別講師を招いての発酵料理講座などを取り揃え、来場者をもてなした。2日間で計約1千200人が蔵を訪れた。

「日本酒味くらべ」は、チケット制で飲みたい銘柄・サイズに応じてチケットと交換できるというもの。「白老 純米大吟醸 薫風」や「夢吟香 純米吟醸 冷やおろし」など約15種を用意。特別ゲストとして熱燗DJつけたろう氏も参加し、燗酒の美味しさを伝授した。

「発酵マルシェ」物販コーナーでは同蔵のほか、角谷文治郎商店(みりん)、日東醸造(しろたまり)、三井酢店(酢)、中定商店(味噌・たまり)、有機野菜などを手掛ける布土若手農家などが出店。来場者も買い物を楽しんだ。

足下の業況について同社・澤田薫社長は、「売上はコロナ前に戻ってきたものの、各種コストの高騰で利益面は厳しい。そうした中で新しい商品へのチャレンジをいくつか進めている。一つは、地元・知多半島で収穫した山田錦を使用し、当社では初めてとなる精米歩合35%のオール愛知をテーマにした純米大吟醸。今回の蔵まつりではテイスティングコーナーのみでお出ししている。また、地元生産者が無農薬で育てたグレープフルーツとブラッドオレンジを使った『HAKUROUリキュール』もお披露目した。こうした新しいものも加え、ご来場の皆さまにお楽しみいただければと思う」と話した。

近年は清酒蔵がウイスキーやジンなどの製造に乗り出す動きも活況だが、「当社は古式伝承の道具や製法を大事にしながら酒を醸してきた。やってみたいなと思うものはあるが、チャレンジできるものと出来ないものがある。当社の強みをしっかり生かしたモノづくりをぶれずにしていきたい」と語った。

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